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AppleがEpicを「利己的なゴリアテ」と呼んで反撃
Epic Gamesは、App Storeの売上からAppleが徴収する手数料をめぐるAppleとの法廷闘争をオーストラリア連邦裁判所に持ち込んだ。Appleは当初、訴訟の却下を求めていたが、現在は米国での両社の裁判が終わるまで延期すべきだと主張している。
昨日、双方がそれぞれの主張を表明した。ガーディアン紙の報道によると、EpicはAppleが長年にわたり自社の市場における地位を不当に利用してきたと主張し、これによって悪影響を受けているオーストラリアの顧客とソフトウェア開発者のために闘っていると主張した。
しかしAppleは、Epicが利他的な行動をとっているという主張を否定し、EpicをAppleのビジネスモデルを自社の利益のために変えようとしている業界の巨人だと描写した。Appleは、EpicのビジネスモデルはOSの品質、セキュリティ、そして整合性を最優先に構築されていると主張している。
この件については今のところ決定は出ていないが、近いうちに決定が出ると予想されている。米国におけるAppleとEpic Gamesの裁判は5月3日に開始される予定で、ティム・クック氏やクレイグ・フェデリギ氏をはじめとする著名人が証言する予定だ。
この記事はもともとMacworld Swedenに掲載されました。翻訳:David Price。