木曜日に公開されたアップルの特許出願によると、アップルは、表面上のデバイスの向きを利用してユーザーが実行したいドッキング機能を決定する充電マットを開発中であるようだ。
Apple Insider が最初に「デバイスの向きに基づいたドッキング機能」と題された特許を発見した。この特許では、ユーザーが iPhone、iPod、iPad、カメラなどのデバイスを本発明の表面に置いて、充電、データ転送、同期などを行うことができるようにするドックについて説明されている。
特許の説明には、「ユーザーデバイスを配置できる表面が設けられる場合がある」と記載されています。「ユーザーデバイス、ドッキングデバイス、またはその他の処理装置によって、ユーザーデバイスが表面上に配置されているかどうかが判断される場合がある。この判断に基づき、表面上のユーザーデバイスの物理的な向きに基づいて、複数のドッキング機能からドッキング機能を選択する場合がある。」
例えば、iPhoneをマットの上に置いて充電と同期を行ったり、下に置いて充電のみを行ったりすることができます。また、マットの上に置いた2台のデバイス間で同時に同期やデータ転送を行うこともできます。

ドックは、ドッキングされたデバイスからのオーディオ出力用のスピーカーなどの外部デバイスに接続することもできます。
Apple社が、この特許でカバーされているようなドッキングマットを市場に投入する予定があるかどうかは不明だが、iPhone 5に誘導充電機能がない理由を問われたApple社のワールドワイドマーケティング担当SVP、フィル・シラー氏は、「実際には、ほとんどの場合、壁に差し込む別のデバイスを作らなければならない方が複雑です」と答えた。
Appleはまた、スピーカーとして機能し触覚フィードバックを与えるフレキシブルディスプレイに関する特許も申請しており、これは2013年のiPhone 6で導入される可能性がある。