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アップル、携帯電話の特許をめぐりモトローラを提訴


アップルは金曜日遅く、米連邦裁判所にモトローラとモトローラ・モビリティを相手取り、ドロイドシリーズを含む複数のモトローラ製携帯電話における特許侵害を主張する2件の訴訟を起こした。
ウィスコンシン州西部地区連邦地方裁判所に10月29日に提出された訴状(ブログ「PatentlyApple」が最初に報じた)によると、AppleはMotorolaを6件の特許侵害で訴えており、そのうち3件はタッチスクリーンに関するものだ。侵害技術が含まれていると主張する製品は、MotorolaのDroid、Droid 2、Droid X、Cliq、BackFlip、Devour A555、Devour i1、Charmである。
モトローラ・モビリティは10月、デラウェア州の連邦地方裁判所に、AppleがAndroidスマートフォンメーカーHTCを相手取って主張している12件の特許を侵害しているとして同社を提訴する権利がないとする確認判決を求める訴訟を起こした。Appleは金曜日に提起した訴訟において、これらの12件の特許を一切主張していない。モトローラはまた、iPad、iPod touch、iPhone製品における違反請求を理由に、Appleに対して2件の特許侵害訴訟を起こした。
アップルは陪審裁判と損害賠償を求めている。