
画像: Apple
今週リリースされたiOS 18開発者向けベータ版2では、最も期待されていた新機能の一つであるRCSメッセージが初めて公開されました。通信事業者各社がRCSサービスの提供を開始したことで、ユーザーはAndroidユーザーとこの機能を熱心にテストしており、皆が大喜びしています。
RCS メッセージングは iMessage ほど機能が充実しているわけではありませんが (Apple 以外のデバイスは依然として緑色のバブルで示されます)、ユーザーが長年待ち望んでいた次のような機能がいくつか提供されます。
- 入力インジケーター
- 開封確認と配信確認
- タップバックはどんな絵文字でも返信します
- 高品質の写真とビデオ
- 大容量ファイル共有
- 音声メッセージ
新機能はグループチャットにも適用され、会話全体がSMSレベルに戻ることはなくなりました。Appleによると、AndroidユーザーとiPhoneユーザーが混在する環境でも会話の信頼性が「向上」しますが、ユーザーが気付くのはiMessageの基本機能が利用できなくなることだけです。
もちろん、Androidユーザーは、メッセージの編集や削除、ステッカー、メッセージエフェクトといったiMessage独自の機能は引き続き利用できません。また、サービス開始時点ではメッセージはエンドツーエンドで暗号化されませんが、AppleはGSM Associationと協力して「RCSを進化させ、メッセージングをより公平かつ安全にする」取り組みを進めていると発表しています。
iOS 18 ガイドで、iOS 18 について知っておくべきことをお読みください。
著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長
マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。