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Appleは先週発表したMobileMeカレンダーのメジャーアップグレードを着実に進めているようです。新バージョンは現在プライベートベータ版で、月曜日のMacworldで新機能の初公開が行われました。そして今回、Appleはベータ版リリース後初のアップデートとして、Windows版Outlookへの対応を発表しました。
Appleは公式MobileMeニュースブログで、MobileMeコントロールパネルのバージョン1.6.1への小規模アップデートを発表しました。このアップデートにより、Windows XP、Vista、7のベータ版ユーザーはOutlookでカレンダーを表示・編集できるようになります。Exchange Serverと同期しているユーザーもご安心ください。ExchangeとMobileMeのデータは別々に保存されます。
Macworldがカレンダーベータ版の初公開時に報じたように、Appleはカレンダーデータの保存と編集にCalDAV標準を採用し、アーキテクチャを大幅に変更しています。Mac OS Xは10.6 Snow Leopard ServerでCalDAVをサポートしました。これにより、プッシュ通知や共同編集など、ベータ版の多くの新しいエンドユーザー機能が実現されています。
MobileMeコントロールパネルは現在、カレンダーベータ版をご利用のユーザーに対していくつかの制限事項を設けています。カレンダーのプッシュ更新はWindowsではサポートされておらず、プロキシサーバー経由でOutlook経由でMobileMeカレンダーにアクセスすることもできません。
新しいコントロールパネルは、Windowsユーザー向けの無料アップデートです。Appleのサイトから、またはWindowsのAppleソフトウェア・アップデート・クライアントからダウンロードできます。