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iMacやStudio Displayを自宅で修理できるようになりました

iMac修理

画像: Apple

デスクトップMacに明らかなハードウェアの不具合がある場合、もうお近くのApple StoreやApple認定修理店に持ち込む必要はありません。ご自身で修理できる方は、Appleのセルフリペアプログラムをご利用ください。このプログラムは、iMac、Mac mini、Mac Studio、Appleディスプレイにも拡大されました。

セルフサービス・リペア・ストア(Appleのウェブサイトとは全く似ていません)では、顧客登録が必要ですが、登録後は部品の注文、工具の購入またはレンタル、修理マニュアルのダウンロードが可能です。工具キットのレンタル料金は49ドルで、1週間後に返却する必要があります。返却時に工具に損傷が見つかった場合、Appleは追加料金を請求する場合があります。部品も高価で、特にMac StudioやStudio Displayなどの新しいデバイスでは高額です。The Vergeによると、Studio Displayのナノテクスチャスクリーンの交換費用は967.12ドル(元の壊れたスクリーンを返却すると879.12ドル)です。

しかし、Apple製品は構造が複雑なことで有名です。ハードウェアの修理には、かなりの感覚、器用さ、そして忍耐力が必要です。ほとんどの方は経験豊富な技術者に任せた方が良いでしょうが、お客様によってはご自身で修理するのが最善の選択肢となる場合もあります。Appleのツールキットは過剰に思えるかもしれませんが、Appleはこれらが修理を適切に行うために必要なツールだと考えています。

Appleは今年初めにiPhone向けに米国でこのプログラムを開始し、その後MacBookにも拡大しました。また、ヨーロッパのAppleユーザーにも対象を拡大していますが、デスクトップMacの修理プログラムは現時点では米国のみで利用可能です。

修理を Apple Store に任せたい場合は、詳細なガイドで Apple の修理について詳しく学んでください。

著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター

ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。