
画像: ウォルグリーン
Apple Payは、iOS 9とPassbookの後継となるWalletのリリースに伴い、店舗のポイントカードに対応しました。理論的には、スマートフォンやApple Watchをタップして支払いをする際に店舗のポイントカードが使えるようになっていましたが、今日まで対応しているチェーン店はありませんでした。Walgreensは木曜日、自社のポイントプログラムをApple Payに統合した最初の企業であると発表しました。これにより、ドラッグストアでの購入でBalance Rewardsポイントを貯めることができるようになります。
Walgreensカードの追加は、他のカードを追加するのと同じくらい簡単です。Walletアプリを開いて、カメラで番号をスキャンするだけです。詳細を手動で入力したい場合は、スマートフォンにWalgreensアプリをインストールする必要があります。お支払いの際は、スマートフォンまたはApple WatchをNFC端末に近づけ、Balance Rewardsカードをタップすると、画面が起動した際にポイントが貯まります。(Apple Watchでは、サイドボタンをダブルタップしてApple Payカードを表示する必要があります。)
唯一の欠点は、ストアカードを処理するために一度スマートフォンをタップし、その後支払いをするためにもう一度タップする必要があることです。時間はそれほどかかりませんが、Apple Payを使わない場合でも、リワードアカウントを手動で開くには、追加のカードをスライドさせるか、電話番号を入力する必要があります。
8,500万人以上の人が、ウォルグリーンのストアカードをレジで積極的に利用しています。ポイントが貯まると割引に交換できるので、嬉しいサプライズです。ちなみに、ニューヨーク市ではウォルグリーンはドラッグストア「デュアン・リード」も展開しており、どちらのチェーンでもバランスリワードをご利用いただけます。
これがなぜ重要なのか: Appleは、Apple Payの導入から1年以上が経ち、Apple Payを最良の購入手段にすべく着実に取り組んでおり、ロイヤルティプログラムの支援もその戦略の重要な側面の一つです。ダンキンドーナツとパネラブレッドも、ウォルグリーンに続き独自のポイントカードを導入する予定です。スターバックスは2016年初頭までにApple Payを店舗で利用できるようになる予定ですが、スターバックスの従来のシステムではなくApple Pay端末で支払った場合、顧客が引き続きスターやポイントを獲得できるかどうかは不明です。Apple Payは現在、ストアクレジットカードにも対応しており、コールズが10月下旬にストアカードで初めてApple Payを導入しました。