Microsoftは、今年後半にMicrosoft Office for Macの新バージョンをリリースする予定です。Microsoft Office 2008 for Macは、Power PCとIntelプロセッサー搭載のMacの両方で動作するように最適化されたユニバーサルバイナリで提供されます。
Mac 専用の機能には、Word の公開レイアウト ビュー、一般的な財務管理タスク用の Excel ベースの元帳シート、およびスケジュールとタスクを一目で確認できるタスク リスト マネージャーを提供する独立したスタンドアロン アプリケーションである My Day などがあります。
「20年以上にわたり、マイクロソフトはMacintoshプラットフォームにおいて、PCとの比類のない互換性を維持しながら、高品質と革新性を提供することに尽力してきました」と、マイクロソフトのMac BUゼネラルマネージャー、ロズ・ホー氏は述べています。「Office 2008は、これまでマイクロソフトが開発した中でも、最も包括的でMacを補完する生産性向上スイートです。私はこの製品の進化を目の当たりにしてきました。今年後半にOffice 2008が発売され、お客様に提供できる可能性について考えるのがとても楽しみです。」
Office 2008 for Macは、Office for Windowsの新しいグラフィックエンジンを採用し、Office Art 2.0によってクリップアート機能を新たなレベルに引き上げます。また、このアップデートでは、ツールに素早くアクセスできる要素ギャラリーなど、ユーザーインターフェースも強化されています。新しいツールの一つであるドキュメントパーツは、表やヘッダー、フッターの追加といった一般的なタスクの一部を自動化します。
2007 Office for Windows リリースと同様に、Office 2008 for Mac は最近承認された Office Open XML 形式を使用します。現在、Mac ユーザーは Office 2007 ドキュメントの読み書きができません。これは、Office for Mac がこの形式をサポートしていないためです。Microsoft は、2007 年春に Office 2004 for Mac 用のファイル形式コンバータのパブリックベータ版をリリースし、ユーザーが新しい Office Open XML 形式の読み書きを行えるようにすることを約束しています。
著者: カレン・ハスラム、Macworld編集長
カレンはAppleの両陣営で経験を積み、20年以上前にMacworldに入社する前は、AppleのPR代理店で長年勤務していました。カレンのキャリアにおけるハイライトとしては、Appleのスティーブ・ウォズニアック氏へのインタビューや、BBCでスティーブ・ジョブズ氏の功績について議論したことなどが挙げられます。長年にわたりMacworldの英国版とオンライン版の編集に携わり、最近ではSEOとエバーグリーンコンテンツ、製品推奨と購入アドバイスに重点を置いています。