iTunes Store から購入した音楽の移植性の問題について、読者の Hanno zur Loye さんは次のように書いています。
Christopher Breen 氏の記事 (「2 つの Apple ID を扱う方法 (まあ、ある意味)」) を読み、次のような記述に期待と戸惑いを覚えました。「…過去数年間に iTunes Store から購入した音楽についてのみ言えば、音楽はもはや保護されておらず、どちらの ID でも再生できるため、問題にはなりません。」
メールアドレスを変更したせいで、Apple IDが2つあることに気づきました。両方のIDで音楽を購入し、アプリは新しいメールアドレスで動作するiPhoneに付属していた新しいIDでのみ購入しています。購入した音楽を聴こうとしたのですが、購入したApple IDでサインインしないと再生できません。どうやら音楽は保護されているようです。それとも私の操作が間違っているのでしょうか。
あなたは長年iTunes Storeをご利用いただいている方だと思います。これは2009年以前に音楽をご購入いただいた場合にのみ発生するはずの問題です。iTunes Storeの開設から2007年まで販売されていた音楽はすべて、AppleのDRM(デジタル著作権管理)暗号化によって保護されていました。一部のレーベルは2007年からAppleのDRMなしの販売を許可し始めましたが、音楽カタログ全体がDRMなしに移行したのは2009年のことです。
楽曲やApple Musicを、1曲あたり30セントを支払うことで、DRMフリーだけでなく高音質エンコードも利用できるiTunes Plusにアップグレードするオプションがありました。しかし、これは数年しか続かず、その後iTunes Matchに置き換えられました。
年間25ドルのiTunes Matchを使えば、購入した楽曲のDRMフリー版iTunes Plusをダウンロードできます。ただし、ちょっとしたコツが必要です。Jason Snell氏が数年前にMacworldでこの方法を解説しており、その手順が最新バージョンのiTunes 12でも機能することを確認しました。
この記事の手順に従うと、曲を更新したり、高品質のバージョンを入手したり、デバイス間でコピーしたり、所有するすべての機器で再生したりできるようになります。
iTunes は、削除する必要があるすべての曲を見つけて、iTunes Match 経由で再ダウンロードできます。
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