37
手に負えないアイコンの治療法

読者のロバート・ドレイクさんは、自分のMacがちょっと整理整頓されすぎていると感じています。彼はこう書いています。

Macの整理整頓についての記事を書かれていたので、参考にさせていただけたらと思いました。先日、息子がMacの「手伝い」に来てくれました。その手伝いの一つに、Macのデスクトップのアイコンの並べ替えがありました。アイコンは名前順に整理されているのですが、どうしても動かすことができません。動かそうとすると、すぐに元の位置に戻ってしまいます。古い習慣はなかなか抜けないので、Macが勝手に配置するのではなく、自分で配置した場所にアイコンを置きたいのです。息子がやったことを元に戻すにはどうすればいいでしょうか?

デスクトップ上のアイコンを整理する方法を順に見ていきましょう。Finderで「表示」→「整理」を選択すると、デスクトップ上のアイコンが目に見えないグリッドに吸着します。(デスクトップ上で何かが選択されている場合は、このコマンドは「選択範囲を整理」に変わります。)

「表示」メニューの「クリーンアップ」コマンドの下に「並べ替え」コマンドがあり、サブメニューには「名前」、「更新日」、「作成日」、「サイズ」、「種類」、「ラベル」が表示されます。希望のオプションを選択すると、デスクトップ上のアイテムがその通りに並べ替えられます(マウントされているボリュームは画面の右上隅に最初に表示されます)。

もう1つ、あまり知られていないオプションがあります。「表示」→「表示オプションを表示」(Command-J)を選択します。表示されるデスクトップウィンドウの下部に「並べ替え」ポップアップメニューがあり、以下の選択肢があります。「なし」「グリッドに合わせる」「名前」「更新日」「作成日」「サイズ」「種類」「ラベル」。一見するとこれは「並べ替え」コマンドの機能と全く同じように見えますが、ご存知の通り、見た目は重要です。これらのオプションのいずれかを選択すると、アイコンはそれに従って自動的に配置されますが、その順序は維持されます。別の場所に移動しようとすると、元の位置に戻ります。

これを知っていれば、答えは簡単です。このウィンドウを開き、「グリッドに合わせる」(アイコンを移動できますが、デスクトップの目に見えないグリッドにスナップします)か「なし」を選択します。後でこの厄介な結果を避けてアイコンを並べ替えたい場合は、「表示」→「並べ替え」コマンドを使用してください。