編集者注: 以下の記事は、PCWorld.com の Net Work ブログから転載したものです。
UBSインベストメント・リサーチのアナリスト、メイナード・ウム氏によると、AppleはVerizon Wirelessとの提携発表が近いかもしれないとのことです。ウム氏は、データ中心のAppleデバイスがVerizon Wirelessを通じて提供される可能性を示唆しています。これは伝説のMacタブレットを彷彿とさせますが、iPhoneもこの流れに乗って登場することを期待しています。AppleがVerizonを通じてiPhoneを提供すべき5つの理由をご紹介します。
1. iPhoneの売上を大幅に押し上げるだろう
多くの人にとって（私もかつてはそうでした）、iPhoneは魅力的ですが、AT&Tは購入を阻む要因です。別のプロバイダを提供すれば、こうした顧客を取り込むことができるでしょう。さらに、既存のiPhoneユーザーで3GSへのアップグレードを希望する人にとって、AT&TからVerizonへの乗り換えは、新しい契約で新しい携帯電話を手に入れる絶好の口実になるかもしれません。
2. MMS
最新のiPhoneソフトウェアでは、iPhoneにMMSが搭載されていないという点でAT&Tが弱点となっている。顧客獲得のための機能強化が必要なVerizonは、当然ながらマルチメディアメッセージングサービスを提供するだろう。
3. テザリング
MMSと同様に、Verizonがテザリングを提供するかどうかは定かではありません。しかし、競争の観点からすれば、おそらく提供するでしょう。競争力を維持するためには、AT&Tもそれに追随する必要があるでしょう。
4. 通話が切れる
ワインの達人ゲイリー・ヴェイナーチャックのような人物が、わざわざビデオブログでAT&Tについて苦言を呈しているということは、何か問題があると分かります。Verizonの顧客は、通話切れにそれほど悩まされていないようです。
5. ボイスメールの遅延
きっと私だけじゃないはずです。誰かが電話をかけてきてメッセージを残してくれることがよくあります。そして、数時間後にようやくビジュアルボイスメールにメッセージが表示されるのです。メッセージは重要で、時間的に余裕がない場合もあります。この機能はあまりにも重要なので、このような遅延は許されません。Verizonでも同様のエラーが出るかどうかは分かりませんが、試してみたいと思っています。
AppleがAT&Tと優遇契約を結んでおり、この悪名高い無線通信事業者がその特権に多額の費用を支払っていることは承知しています。しかし、あれから2年以上が経過した今、Appleは一般の人々に無線通信事業者を選べる選択肢を与えるべき時が来ていると思います。
[マイケル・スカリシは、カリフォルニア州アラメダを拠点とする IT マネージャーです。 ]
