オンラインストレージが日々安価になり、普及していくにつれ、写真や書類、その他のファイルを「クラウド」に保存するiPhoneユーザーが増えています。iPhoneユーザーはスマートフォンで常にインターネットにアクセスできるのですから、保存した書類にもアクセスできるのは理にかなっているのではないでしょうか。

Box.net とその無料 iPhone アプリケーションは、ドキュメントをユーザーに届けることを目的としています。しかし、Box.net はどれほど機能し、iPhone ユーザーにとって便利なのでしょうか?
オンラインファイル共有・ストレージサービスであるBox.netは、個人向けの無料1GBプランから、月額15ドルの15GB「エンタープライズ」プランまで、5種類のストレージプランを提供しています。無料のBox.net iPhoneサービスは、すべてのプランに対応しています。Box.netアカウントにサインアップし、iPhoneアプリをダウンロードしたら、Box.netサーバーにファイルをアップロードし始めましょう。
Box.netにファイルをアップロードするには、Box.netのウェブサイトをご利用ください。iPhoneアプリはすべてのファイル形式に対応していますが、現時点では写真のアップロードのみに対応しています。iPhoneおよびiPod touch版のBox.netは、主要なファイル形式のほとんどに対応しており、ドキュメントの表示や、iPhoneのYouTubeアプリと同様の横長ウィンドウでのMP3およびMP4ビデオの再生が可能です。動画は横向きで表示されますが、写真は横向きで表示できません。
Box.netは、アップロードされた文書のサポートに加えて、Box.netウェブサイトにある基本的なワードプロセッサで作成された文書もサポートしています。これは便利そうに思えるかもしれませんが、Box.netのiPhoneアプリでは、アップロードされた文書のように、これらの文書を見やすいサイズに調整してくれません。多くのユーザーはBox.netで文書を作成するのではなく、既存の文書をフォーマット済みのままアップロードする可能性が高いにもかかわらず、この機能が欠けているのは不可解です。
Box.netのiPhoneクライアントを使えば、オンラインストレージサービスのユーザーは外出先からでも簡単にファイルにアクセスできます。iPhoneやiPod touchをお使いの方で、リモートストレージが必要な方にとって便利なオプションです。
Box.net は、iPhone 2.x ソフトウェア アップデートを実行しているすべての iPhone または iPod touch と互換性があります。
[ Brendan Wilhide はフリーランスの技術ライターであり、Macworld.com の寄稿者です。 ]