概要
専門家の評価
長所
- プレビューパネル
- エントリの自動補完
- カスタマイズ可能なライブラリウィンドウ
短所
- 高価なアップグレード
私たちの評決
本日のベスト価格: EndNote 4.0
昨年Niles Softwareが買収された際、愛用の書誌管理ソフトEndNoteの行く末を心配していたユーザーの皆様、ご安心ください。ISI ResearchSoftは、数々の新機能を搭載したEndNote 4.0をリリースしました。価格は高めですが、確かなアップグレードとなるでしょう。
変更点の一覧には、ライブラリウィンドウへの嬉しい追加機能がいくつか含まれています。表示するフィールドを指定したり、ドラッグで列幅を調整したり、列見出しをクリックしてそのフィールドの参考文献を並べ替えたりできます。また、ライブラリウィンドウには折りたたみ可能なプレビューパネルが追加され、最終的な参考文献一覧で参考文献がどのように表示されるかを確認できます(「In Style」を参照)。最後に、このバージョンでは、長年の要望であった水平スクロールバーがようやく実装されました。
ISIはEndNoteの検索機能も強化しました。例えば、複雑な検索条件を保存・読み込みしたり、最初の著者名のみに検索を絞り込んだりできます。EndNote 4.0は、インターネットや機関のイントラネット経由でZ39.50準拠のデータベースを検索する前バージョンと同様の機能を維持していますが、さらに多くのデータベース(合計217件)用の接続ファイルが付属しています。
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| In Style EndNote 4.0 のプレビュー パネルには、現在選択されている書誌スタイルに基づいてフォーマットされた参照が表示されます。 |
EndNote 4.0 では、ライブラリに参考文献を追加するたびに、著者、キーワード、ジャーナルが用語リストに保存されます。フィールドにテキストを入力すると、EndNote は適切な用語リストをスキャンして一致するエントリを探し、残りのテキストを自動的に入力します。この機能により、キー入力の手間が省け、参考文献を手動で入力する際のエラーを最小限に抑えることができます。
EndNote の新しいスタイルマネージャウィンドウを使用すると、新しい書誌スタイルの追加や既存のスタイル編集が簡単になり、「スタイル」メニューに表示するスタイルを指定できるようになりました。また、EndNote の新しい書式設定オプションも便利です。例えば、個々の著者ごとにフォントやスタイルの設定を指定できます。タブや改行などの書式設定文字が記号で表示されるようになったため、文書内での書誌の表示方法を正確に指定できます。EndNote 4.0 は、書誌レイアウトでのぶら下げインデントもサポートしています。(ただし、古い定義を 2 つインポートした際に問題が発生しました。)
2000年8月 号 60ページ
本日のベスト価格: EndNote 4.0