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VideoDriveはビデオファイルの変換を簡単にします

[編集者注:以下のレビューは、MacworldのGemFest 2009シリーズの一部です。2009年6月末まで毎日、MacworldのスタッフがMac Gemsブログで、お気に入りの無料または低価格のプログラムを簡単に紹介していきます。過去のMac Gemsのリストは、Mac Gemsのホームページをご覧ください。 ]

iTunes Storeで映画を購入またはレンタルしている場合、iTunesは既にお気に入りのメディアオーガナイザー兼プレーヤーとして利用されているはずです。特に、iTunesをiPod、iPhone、Apple TVへのゲートウェイとして利用している場合はなおさらです。しかし、iTunesはデジタルビデオの唯一のソースではありません。例えば、DVDコレクションをApple TVで再生したい場合もあるでしょう。DVDをハードディスク上のファイルにリッピングするユーティリティはいくつかありますが、iTunesは同期する多くのデバイスで再生するために必要な設定が複雑です。

VideoDrive は、ムービー ファイルを iTunes 対応の形式に変換するだけでなく、Web から便利なメタデータをインポートすることもできます。

AroonaのVideoDriveは、こうした変換作業を簡単にすることを目的としています。ビデオファイルとiTunesの仲介役として、QuickTime(およびオプションでEl GatoのTurbo.264ハードウェアデバイスとソフトウェアを使用して高速化)を使用してビデオをエンコードし、Web経由でIMDB.comからメタデータを取得し、フォーマットされたファイルをiTunesに渡します。PerianとFlip4Macがインストールされている場合は、VideoDriveでほぼすべてのビデオフォーマットをAppleデバイス用に変換することもできます。

処理するビデオが大量にある場合は、Finderのホットフォルダにドラッグすると、VideoDriveのインポートキューに自動的に追加されます。そこから、iTunesへのファイルの追加方法を選択するだけです。このソフトウェアの使用中に深刻なトラブルに遭遇することはありませんでした。発生した問題は、VideoDriveが依存する他のアプリケーション(Turbo.264など)がダイアログボックスでハングアップしたり、変換中のファイルが保存先フォルダに既に存在していたり​​することでした。VideoDriveは、ビデオのインポートを非常に簡単にしてくれる素晴らしいツールです。

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[ Jeff Carlson は、近々出版予定の『iMovie '09 & iDVD: Visual QuickStart Guide (Peachpit Press)』の著者です。 ]