6
システム全体の写真ブラウザにアクセスする

写真を書類に使ったり、友人や家族に送ったりするのが好きなら、iPhotoからほぼあらゆるアプリケーションに写真をドラッグできることはご存知でしょう。しかし、1枚だけ写真を取り出すために、iPhotoを起動せずに写真を取り込みたい場合もあるでしょう。写真の数が多い場合やMacの速度が遅い場合、iPhotoの起動に時間がかかることがあります。
しかし、Mac OS X 10.4 では、システム全体の写真ブラウザとして機能するミニアプリケーションを作成し、iPhoto ライブラリ全体に素早くアクセスできるようになりました。
- Automator を開いて iPhoto をクリックします。
- アクションのリストから「写真の要求」を選択し、右側のペインにドラッグします。
- これをアプリケーションとして保存します。アプリケーションフォルダなど、お好きな場所に保存できます。頻繁に使う場合は、Dockにドラッグすることもできます。
このアプリケーションを開くと、iPhoto ブラウザが表示されます。

ライブラリ全体をスクロールしたり、アルバムを選択してコンテンツをスクロールしたり、Spotlight検索フィールドを使ってタイトルやキーワードで写真を検索したりできます。使いたい写真が見つかったら、デスクトップ、フォルダ、またはドキュメントやメールに直接ドラッグするだけです。Commandキーを押しながら複数の写真をクリックすることで、複数の写真を選択することもできます。
写真を検索する場合、この方法の方が iPhoto よりも高速であることがわかるかもしれません。唯一の違いは、写真のサイズ変更など、iPhoto のエクスポート オプションがないことです。このブラウザから写真をドラッグすると、フルサイズの写真が表示されます。