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Apple Storeに行かなくてもiPhoneやMacの問題を診断できるようになりました

Appleセルフサービス修理

画像: Apple

Appleデバイスに画面のひび割れなど明らかな問題がない限り、デバイスに発生している問題が修理が必要なのか、それともソフトウェア関連の問題で再インストールだけで済むのかを判断するのは難しい場合があります。試行錯誤を繰り返す以外に、このような問題が発生した場合は、Apple Storeに行ってGeniusに診断してもらう必要があります。

これで、わざわざお店に足を運ぶ必要がなくなりました。Appleは今週、セルフサービス修理プログラムの一環として、iPhoneとMac向けの診断トラブルシューティングスイートが利用可能になったと発表しました。Appleによると、このツールは「Appleデバイスの修理に関する知識と専門知識を持つユーザーを対象としている」とのことです。「お客様は、Apple正規サービスプロバイダや独立系修理業者と同様に、デバイスの最適な機能とパフォーマンスをテストし、修理が必要な部品を特定することができます。」

Appleは、新しいツール(iOS 17またはmacOS Sonoma 14.1以降が必要)の提供開始に伴い、iPhone 15の全モデルとM2 Macがセルフ修理に対応したことも発表しました。ツールは米国で提供されており、2024年には欧州にも拡大される予定です。

新しいツールを使用するには、iPhone または Mac を診断モードにして、シリアル番号を入力して、デバイスで使用できる診断スイートをチェックする必要があります。

著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長

マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。