77
IntegoがVirusBarrier X6をリリース

PCからMacへの乗り換えは、人によっては少々戸惑うかもしれません。中でも特に大きな問題は、スクリーンセーバーや壁紙がMacに悪質なウイルスを感染させることはないという事実です。Macにインストールしたウイルス対策ソフトはどうでしょうか?それはウイルスではなく、ただ仕事をしているだけの正規のプログラムです。Macにおけるマルウェアのリスクは、Windowsに比べて桁違いに低いからです。

しかし、Macプラットフォームはウイルスフリーの世界ではありません。特に、怪しいコーデックや海賊版ソフトウェアに関してはなおさらです。Boot Campを使用している場合や、Windows PCが多数存在するネットワークに接続している場合は、注意が必要です。Snow Leopardには、一部のマルウェア脅威から保護するためのFile Quarantineの強化版が搭載されていますが、それ以外の場合は、IntegoのVirusBarrierなどの従来型のウイルス対策ソフトウェアが利用可能です。

VirusBarrier X6はVirusBarrier X5から多くの変更点があり、その中には新しい価格設定オプションも含まれています。VirusBarrier X6のライセンス1つで、最大2台のMac(デスクトップとノートパソコンが推奨)を保護できるようになりました。X6の価格はわずか50ドルで、X5より20ドル安くなっています。複数のMacをお持ちの方には、5ライセンスのファミリーパックが70ドルでご利用いただけます。

X6は、最新の双方向ファイアウォール、フィッシング対策に加え、ダイナミックコードモニタリングによる新しい種類のマルウェア脅威のスキャン機能も搭載しています。また、Macアプリケーションからの通信をブロックできる新しいスパイウェア対策機能や、Little Snitchに似たネットワークアクティビティを監視するための各種ゲージも搭載されています。さらに、VirusBarrierは完全に64ビット対応となり、Leopard対応の新しいインターフェースが付属しています。UFOから突然飛び出したようなものではなく、より標準的なMacアプリケーションに近い外観になっています。

VirusBarrier X6 には Mac OS X 10.5 または 10.6 が必要で、PowerPC または Intel プロセッサを搭載した Leopard 対応の Mac で動作します。