スクリーンタイムがパスコード(おそらくお子様用)で有効になっているiPhone、iPad、またはMacに関連付けられているアカウントを変更しようとすると、「サインアウト」オプションがグレー表示されます。これは、macOSおよび個々のアプリのシステム環境設定/設定、 iOSおよびiPadOSの「設定」>「[アカウント名]」>「サインアウト」および「設定」>「メディアと購入」でも同様です。
シンプルな解決策ですが、グレー表示されている理由に関するプロンプトや情報がないため、見つけるのが少し難しいかもしれません。スクリーンタイムの制限によってロックされたデバイスが、関連付けられたApple IDからサインアウトすることで制限を回避することを防ぐことはできません。
ファミリー共有グループに関連付けられた、または子供のデバイス間で同期されるコントロールを設定した iCloud に使用される Apple ID ではなく、メディアや購入に関連付けられたアカウント (多くの人がそのためにセカンダリ アカウントを使用しているため) を変更しようとしている場合、これはわかりにくいと思われるかもしれません。
どちらの場合でも、またはApple IDが1つしかない場合でも、該当する人のスクリーンタイムを無効にしてください。例えば、ファミリー共有とiPhoneをご利用の場合は、「設定」>「[アカウント名]」>「ファミリー共有」>「スクリーンタイム」>「お子様の名前」と進み、「スクリーンタイムをオフにする」をタップします。その後、Apple IDからサインアウトし、必要な変更を加えてから、再度サインインするか、別のアカウントでサインインします。その後、該当する人のスクリーンタイムを再度有効にしてください。
これは、スクリーンタイム設定をすべて無効にしてしまうため、再度有効にする際に設定をやり直す必要があるため、面倒な問題解決方法です。Appleがスクリーンタイム設定のテンプレートを保存したり、読み込み可能なプロファイルを作成したりできるようにしてくれれば良いでしょう。
この Mac 911 の記事は、Macworld の読者 Benjamin から寄せられた質問に対する回答です。
また、こちらもご覧ください:ロックまたは無効になっている Apple ID のロックを解除する方法。
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著者: Glenn Fleishman、Macworld 寄稿者
グレン・フライシュマンの最新著書には、『Take Control of iOS and iPadOS Privacy and Security』、『Take Control of Calendar and Reminders』、『Take Control of Securing Your Mac』などがあります。余暇には、印刷とタイポグラフィの歴史に関する執筆活動も行っています。Macworldのシニア寄稿者で、Mac 911を執筆しています。