Aspecto Software は、iPhone 向けの人気の Wi-Fi スキャン ユーティリティWiFiFoFum をリリースし、ユーザーに自社のネットワークへの参加を促したいと考えています。

WiFiFoFumは、802.11無線ネットワークをスキャンし、特定した各ネットワークの詳細情報を表示します。レーダーグラフで各ネットワークの位置を示すとともに、Googleマップとの連携により正確なグラフィカル表示を実現します。
iPhoneに標準搭載されているネットワークスキャン機能も優れていますが、WiFiFoFumの真価はRSSIチャンネルを用いて信号強度を判別できる点にあります。モバイルデバイスにGPS機能が搭載されている場合は、アクセスポイントをKMLログに保存し、メールで送信したりGoogleマップにインポートしたりすることも可能です。複数のネットワークを管理する管理者として、この機能は非常に便利だと感じています。また、複数のアクセスポイントやアドホック(分散型ネットワーク)を非常に正確に表示するため、プライベートネットワークや企業ネットワークの監査を行う方にも便利でしょう。さらに、WiFiFoFumは、ノートパソコンやモバイルデバイスを使って車からネットワークを探す「ウォードライビング」と呼ばれる手法にも役立つでしょう。
iPhone内蔵のWi-Fiスキャンユーティリティに比べて明らかに優れている点はありますが、Aspectoにはアクセスポイントの検出と実際の接続の間のギャップを埋めてくれることを期待しています。それでも、3ドルという価格で、このレベルのモバイル機能を提供してくれるWiFiFoFumは、お買い得だと思います。
WiFiFoFum は、iPhone 2.2 ソフトウェア アップデートを実行しているすべての iPhone または iPod touch と互換性があります。
[ Daniel P. Sama は、フィラデルフィア出身のシステム管理者、ネットワーク管理者、IT コンサルタント、作家、起業家です。 ]