
画像: Apple
重大なWebKitの脆弱性を修正したmacOS Monterey 12.2.1に続き、AppleはmacOS Big Sur(11.6.4)とmacOS Catalina(2022-002)のアップデートをリリースし、重要なセキュリティ修正も提供しています。Appleはこれらのアップデートに関する詳細は公表しておらず、CVE(共通脆弱性識別子)のエントリも公開されていません。
Big Sur 11.6.4とCatalina向けセキュリティアップデート2022-02は、AppleがmacOS 12.2をリリースした1月26日にBig Sur 11.6.3とCatalina向けセキュリティアップデート2022-01がリリースされた直後にリリースされました。Big SurとCatalinaのWebKitの脆弱性はSafari 15.3で修正されているため、これらのアップデートは別の問題に対処していると考えられます。Appleはこのアップデートについて、「macOSのセキュリティを強化する」とのみ述べています。
macOSのアップデート方法
Mac をアップデートする前に、インストールによって問題が発生した場合に備えてデータをバックアップしておくことをお勧めします。
アップデートをインストールするには、インターネット接続が必要です。また、インストールを完了するにはMacを再起動する必要があります。手順は以下のとおりです。
- Apple メニューをクリックします。
- 「この Mac について」を選択します 。
- 表示されるウィンドウで、 [概要] タブがまだ開いていない場合は、そのタブに移動します。
- 「ソフトウェア・アップデート」ボタンをクリックします 。システム環境設定の「ソフトウェア・アップデート」が開きます。
- macOS Monterey へのアップグレードが利用可能になっている場合があります。Big Sur または Catalina へのアップデートをご希望の場合は、Monterey の下にある「詳細情報」リンクをクリックしてください。
- アップデートのウィンドウが表示されます。インストールの準備ができたら、「 今すぐインストール」 ボタンをクリックしてください。インストールには数分かかります(インターネット接続の速度によります)。
著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター
ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。