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Apple、Final Cut Serverをアップデート

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Apple は本日、Final Cut Server ソフトウェアのアップデートをリリースしました。
Final Cut Server 1.5の改訂版であるバージョン1.5.1では、一般的な互換性の問題の修正、全体的な安定性の向上、その他いくつかの軽微な問題への対応が行われています。Appleは、Final Cut Server 1.5のすべてのユーザーにこのアップデートを推奨します。
新しいバージョンでは次のことが行われます。
- チェックインおよびチェックアウトのプロセスで発生する可能性のある速度低下を修正し、Final Cut プロジェクトのチェックインまたはチェックアウトにかかる時間を改善します。
- ダウンロードとアップロード ウィンドウのステータス表示を修正しました。アップロードを実行するときに、カテゴリがデフォルトで「その他」ではなく「[なし]」に設定されるようになりました。
- アナモフィッククリップのサムネイルのアスペクト比を修正しました。アナモフィックフラグが付けられたクリップのサムネイルは、デフォルトの4:3アスペクト比ではなく、正しく表示されるようになりました。
- ロックされたアセットはアーカイブ プロセスでスキップされるようになりました。これにより、複数のロックされたファイルをアーカイブしようとすると Final Cut Server がフリーズする問題が修正されます。
- バンドルアセットのアーカイブと復元に関する修正を行いました。これにより、アーカイブスクリプトがバンドルアセットに対して実行できない問題と、アーカイブからの復元後にフォルダベースではないバンドルアセットのファイルタイプ拡張子が失われる問題が修正されました。また、十分な空き容量がないボリュームにバンドルを復元する際に、部分的にコピーされたバンドルが残らずに復元が完了するようになりました。
- アーカイブデバイスの追加と削除の信頼性を向上しました。これにより、Final Cut Serverでマウントされていないアーカイブデバイスにアーカイブする際に、アーカイブ用のローカルフォルダが作成されるという問題が修正されました。現在はアーカイブ処理は完了せず、アーカイブデバイスがマウントされていないことを示す警告が表示されます。
このリリースには、全体的な安定性の向上を目的とした多数の小さな修正も含まれています。
変更の詳細については、アプリケーションのヘルプ メニューからアクセスできるリリース ノートを参照してください。