パーソナルファイナンスは、私にとってそれほど刺激的な話題ではありません。私は言葉の人間であり、数字の人間ではないからです。しかし、魅力的で親しみやすい内容であれば、私でさえ興味を持つかもしれません。それが、Fading Red Softwareの新しいパーソナルファイナンストラッカー「Koku」の狙いです。(名前の意味がわからない方のために説明すると、封建時代の日本では、石は1年間の食糧供給に必要な米の量で、かつては富の単位として使われていました。大学1年生の「日本入門」のおかげです。)

Koku は、対応金融機関の普通預金口座、当座預金口座、クレジットカード口座に直接接続し、取引情報を取得できます。対応金融機関が対応していない場合でも、Quicken の QFX ファイルと QIF ファイル、Open Financial Exchange (OFX) および Open Financial Connectivity (OFC) 文書をインポートできます。また、記録を OFX にエクスポートすることも可能です。
Kokuは取引をインポートすると、「音楽」「サービス」「レストラン」といった分かりやすいラベルを自動的に付けます。独自のタグを追加したり、説明やタグで素早く検索して特定の取引の種類を絞り込むこともできます。より視覚的にお金の管理を行いたい場合は、支出の種類を内訳したチャートを作成したり、月ごとの支出履歴を追跡したり、口座の概要を表示したりできます。Kokuには独自のダッシュボードウィジェットも搭載されており、プログラムを開かずに家計状況を細かく把握できます。
まったく新しいアプリである Koku は、必ずしも Quicken のようなより由緒あるプログラムと同等の機能をすべて備えているわけではありませんが、最近ではQuickenでさえQuicken の機能をすべて備えているわけではありません。
KokuはMac OS X 10.6以降に対応しており、現在は期間限定の導入価格として25ドルで提供されています。また、アカウントを1つに制限する無料トライアルもご利用いただけます。