
iPhone 4Sの新しい音声コマンド機能、Siriは、実に便利で素晴らしい機能です。しかし、誰かが何も知らない人に意地悪ないたずらを仕掛けるために利用される可能性もあります。
Macworld寄稿者のスコット・マクナルティ氏がTwitterで、iPhone 4Sがロックされている状態でもSiriを使ってテキストやメールを送信できると指摘しました。そこで私たちも実際に試してみたところ、確かにその通りでした。iPhone 4Sがロックされている状態でも(パスコードが設定されていても)、ホームボタンを長押しすることでSiriを起動し、メールやテキストを作成して送信できます。
便利な時間節約機能ですよね?その通りです。しかし、Siriは特定の音声に特化しているわけではないので、あなた以外の誰かがSiriを使ってあなたのiPhoneからメールやテキストメッセージを送信できるのです。例えば、PCWorldの編集者が私のロックされたiPhone 4Sを手に取り、Siriを起動して辞表を作成し、私のMacworldのメールアドレスに送信しました。(上司には送信しませんでした。万が一、上司が私の辞表を本当に受理した場合に備えてです。)
パスコード付きのSiriオプション

ロックされたiPhoneでSiriへのアクセスを防ぐにはどうすればいいでしょうか?MacworldのChris Nuccitelli氏がTwitterで指摘しているように、パスコードロックを使う必要があります。パスコードロックを設定したら、パスコードロックの設定(「設定」→「一般」→「パスコードロック」)でSiriへのアクセスをオフにすることができます。
この場合、ホームボタンを長押ししても何も起こりません。上司に偽の辞表が送られることも、配偶者に離婚要求のメールが届くこともありません。スマホにパスコードを入力すればSiriも使えます。利便性は失われますが、セキュリティを少し高めるために犠牲にする価値がある人もいるでしょう。
iPhone 4Sファミリー
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