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バグにより、メッセージの「開封確認を送信」をオフにできない

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画像: Apple

既読通知を厄介なものと考える人もいれば、非常に役立つと考える人もいます。中間の意見を見つけることは稀です。既読通知を有効にすると、メッセージの受信者は、そのメッセージが表示されている会話を表示すると、送信したメッセージの下部にあるテキストが「配信済み」から「既読」(どちらもタイムスタンプ付き)に切り替わります。

Appleは、iOS、iPadOS、macOSのメッセージアプリで既読通知を有効または無効にするシステム全体の設定を提供しています。この設定は、同じiCloud Apple IDにログインしているすべてのデバイス間で同期されます。設定は以下の場所で確認できます。

  • iOS または iPadOS では、「設定」>「メッセージ」に移動し、「開封確認を送信」スイッチを設定します。
  • macOS では、「設定」を開き、  「設定」>「環境設定」>「iMessage 」に移動して 、「既読確認を送信する」をオンまたはオフにします。

しかし、デバイスで「既読通知を送信」を無効にしているにもかかわらず、メッセージを読んだことが相手にわかるという報告が多数寄せられています。この問題は以前のiOSおよびiPadOSのリリースでも一時的に発生していたようですが、iOS 15(最新アップデートを含む)では、設定と相手への既読通知が一致しないという報告が相次いでいます。

現時点では、特に解決策のないバグです。iPhoneまたはiPadを再起動すると、少なくとも一時的に症状が改善するケースもあります。バグが修正されるか、回避策が見つかった場合は、この記事を更新します。

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著者: Glenn Fleishman、Macworld 寄稿者

グレン・フライシュマンの最新著書には、『Take Control of iOS and iPadOS Privacy and Security』、『Take Control of Calendar and Reminders』、『Take Control of Securing Your Mac』などがあります。余暇には、印刷とタイポグラフィの歴史に関する執筆活動も行っています。Macworldのシニア寄稿者で、Mac 911を執筆しています。