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テネシー州の病院がジョブズの肝臓移植を認める

スティーブ・ジョブズ氏が肝臓移植を受けたというウォール・ストリート・ジャーナルの週末の報道を裏付けるように、テネシー州メンフィスのメソジスト大学病院移植研究所は月曜日、アップルCEOのジョブズ氏に肝臓移植手術を行ったと発表した。病院の発表はジョブズ氏本人の許可を得た上で行われた。

同研究所のプログラムディレクター兼移植責任者であるジェームズ・D・イーソン氏によると、ジョブズ氏が移植を受けたのは、臓器提供が可能になった当時、同研究所で最も病状の重い患者だったためだという。病院の発表によると、ジョブズ氏は手術当時、同血液型の患者の中で最も高いMELDスコア(末期肝疾患モデル)を示していた。

プレスリリースにはさらに、「ジョブズ氏は現在順調に回復しており、予後は良好です」と記されている。

病院側は手術の実施時期を明らかにしていない。ウォール・ストリート・ジャーナルの当初の報道によると、ジョブズ氏は2ヶ月前に移植手術を受けたという。実際、複数の情報筋は、アップルCEOがパートタイムではあるものの職場復帰したと既に報じている。

ジョブズ氏は1月に、公表されていない健康上の問題に対処するために休職し、6月末に職場復帰することを初めて発表した。