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PhotosmithはiPadで写真を整理し、Lightroomと同期します

Lightroom を使うプロの写真家にとって、旅先で MacBook ではなく iPad を使う理由がまた一つ増えました。Squared Enterprises がリリースした Photosmith は、旅先で写真を整理し、Lightroom にインポートできる iPad アプリです。

Photosmithは、かなり充実した機能を備えた写真整理ソフトです。AppleのCamera Connection Kit(カメラ接続キット)のおかげで、多くのデジタル一眼レフカメラを含むほとんどのデジタルカメラから写真をインポートできます。コレクションの作成、キーワードの割り当て、レーティング、ラベル付け、写真のフィルタリングが可能です。タイトル、キャプション、説明、IPTC情報の設定に加え、ISO感度、シャッタースピード、F値などのEXIFデータも表示できます。

しかし、多くの写真家にとって最大の注目点は、Adobeのプロフェッショナル向け写真整理・編集ソフトであるLightroomとのPhotosmithの互換性でしょう。ちなみに、この1.0リリースでは、PhotosmithはLightroomとの完全な双方向同期クライアントではありません。しかし、写真撮影や家族旅行から帰宅後、Lightroom用の無料プラグインPhotosmithをインストールすれば、PhotosmithからLightroomにすべての写真、コレクション、メタデータをインポートできます。

Squared EnterprisesはPhotosmithに大きな計画を持っているようで、アプリの今後の方向性についてユーザーからのフィードバックを積極的に受け付けています。新機能への投票やアイデアの投稿ができるフィードバックページも開設されています。この記事の執筆時点では、Lightroomとの完全な双方向同期を求める声が最も多く、個人的にはApertureとの互換性への期待が後れを取っています。

Photosmithのインターフェースとその他の機能は、Squared Enterprisesが作成したグランドツアーで詳しくご覧いただけます。ただし、アプリの価格が18ドルであることを考えると、実際に動作している様子を収めたYouTube動画をこのページに追加していただけると助かります。Photosmithをご利用いただくには、iOS 4.2以降を搭載したiPadが必要です。