14
URLリマインダー

多くの人と同じように、私も Mac のデスクトップを「一時的な」ファイル保存場所として使っているので、時々散らかってしまいます。先週、そろそろ春の大掃除をしようと思い、ファイルやフォルダを整理していたら、インターネット ロケーション ファイル(Web ブラウザやメールからリンクを Finder にドラッグすると表示される URL ブックマーク ファイル)が数十個もデスクトップに「後で」見るために保存してあったのに、そこに保存してあることに驚きました。(つまり、Web サーフィン中に何か面白いものを見つけたり、友人から「これは絶対見なきゃ!」というメールが届き、そのリンクには友人が特に興味をそそられるサイトへのリンクが貼ってあったり、その場では見る時間がないので、リンクをデスクトップにドラッグする、といった状況です。)さらに驚いたのは、それらのロケーション ファイルのうち、半分以上のサイトには既にアクセスしていたことです。ただ、デスクトップから削除し忘れていただけだったのです。 「機会があったら見てね」というブックマークをうまく処理できる方法があることに気づきました。

(ブラウザのブックマーク メニューでフォルダを使用できることはわかっていますが、ブラウザでブックマークを管理するのは、私が探していた種類の一時保存には過剰です。実際、私はまさにこの目的で Safari のブックマーク バーのフォルダを使用していましたが、フォルダの存在を忘れがちで、URL が保存される場所になっていました。)

ちょうど良いタイミングで、あのクリーニング作業の数日後、Enigmarelle Development の無料 ソフト URLwell 1.2 (   ) に出会いました。URLwell とは、簡単に言えば URL を一時的に保存する場所です。Mac OS X のメニューバーではユニバーサルメニューとして動作します。後で参照するために URL を保存したい場合は、Web ページ、メール、あるいはブラウザのアドレスバーから URLwell メニューアイコンに URL をドラッグしてドロップするだけです。ドロップを確認するクリック音が聞こえます。ドラッグした URL はメニューの一番上に表示されます。

URLをURLwellメニューにドラッグする

URLwell メニューから URL を選択すると、そのサイトが、お好みの Web ブラウザの新しいタブ/ウィンドウで開きます。ここまでは、他のブラウザのブックマーク メニューとほとんど同じに思えるかもしれません。しかし、URLwell は 一時的な URL、つまり一度だけ確認したい URL 用に特別に設計されています。そのため、URLwell の設定に応じて、選択した URL がメニューから削除されるか、「チェックマークが付けられます」。(option キーを押しながらメニューからサイトを選択すると、逆の動作が行われます。たとえば、メニューからサイトを選択するとチェックマークが付けられるがメニューには残るように URLwell を設定した場合、option キーを押しながらサイトを選択すると、メニューから削除されます。逆の場合も同様です。) そのため、まだ訪問していないサイトを簡単に確認できます。私が見つけた唯一の欠点は、チェックマークを付けた項目のチェックを外す方法がないことです。これは、ある項目を訪問した後に (後で (再度)) 訪問することにした場合に便利な機能です。

URLwellメニュー

URLwellのメニューは、少なくとも一時URLの追跡に関してはSafariのブックマークよりも優れています。一時ブックマークの管理に役立つ機能を多数提供するサブメニューを備えているからです。サイト名とURLを入力して手動でサイトを追加したり、URLリストをテキストファイルまたはHTMLファイルにエクスポートしたり、メニューから項目を消去したり(すべてまたはチェック済みの項目のみ)できます。また、URLwellの環境設定ダイアログから、個々の項目を手動で追加・削除したり、ウェブサイトに埋め込むためのHTML形式のリンクを取得したりすることも可能です。

URLwellは、お気に入りのブラウザに搭載されている ブックマーク マネージャや、Alco Bloomの URL Manager Pro ( )のようなものではないことを覚えておくことが重要です。URLwellは、いつかアクセスしたいサイトをすぐに見つけられるように、一時的な URLストレージ として設計されています 。そして、その用途において、私はURLwellが非常に便利だと感じています。