iPhoneの画面を何度も何度もタップしてバッテリーを無駄に消費してしまうタイプの人なら、StuckPixelの「The Button— A Social Experiment」以外に、これ以上良い方法は思いつきません。ソーシャル機能やリーダーボードなど、ゲームに必要なものはすべて揃っています。しかも、あの面倒な「ゲームプレイ」要素は一切ありません。

ボタンとは…そう、ボタンです。正確には、大きな青いボタンで、ただそこに鎮座し、あなたが押すのを待っています。ボタンを押すと、統計情報が記録されます。押された回数、過去1週間/1ヶ月/1年間の押された回数、「1秒あたりの押下率」、ボタンを押した合計時間、「平均ボタン押下時間」などです。ワクワクしませんか?
ええ、グローバル統計も記録していて、グローバルリーダーボードもあります。グローバル統計画面では、ボタンが押された合計回数と、あなたのプッシュ貢献度(およびあなたの個人統計に対応するグローバル統計)を確認できます。グローバルリーダーボードでは、誰が最も多くボタンを押したかが表示されます(これは便利な機能です。フレンドリーダーボードもあるので、フレンドとつながって、誰が最も自由時間が多いか、つまり誰が最も多くボタンを押したかを確認できます)。
詳細な統計情報や世界ランキングだけではこのボタンを押したくなくなるかのように、「実績」も解除されます。これが気に入っています。「実績」の配置と名前が巧妙に決められているのです。420回プッシュすると「Getting Higher」バッジが、666回プッシュすると「Devil's Advocate」バッジがもらえます。
設定画面もあり、バッジの外観を選択したり (グローバル リーダーボードに到達した場合)、達成した「実績」を知らせるアラートをオフにしたりすることもできます (アラートはシームレスなボタン操作の邪魔になります)。
まあ、それほど複雑ではないですが、ボタンをできるだけ多く押すことが前提のゲームに何を期待するでしょうか?内容を考えると、これは実によくできたゲームです。ボタン操作はシームレスで(ボタンのグラフィックが毎回押されていなくても、タップはすべて記録されます)、クラッシュも一度もなく、画面も美しく青いです。ボタンを押すだけのゲームなら、これは間違いなく買うべきです。「社会実験」という意味では、効果的な社会実験と言えるでしょう。つまり、どれだけの人が社会生活を送っていないのかを観察できる社会実験と言えるでしょう。
[サラ・ジェイコブソンは、今週レビューを任されたのがこのゲームだなんて信じられません。]