多くのMacユーザーにとって、AppleのiCalアプリケーションは生活のスケジュール管理には十分ですが、その機能制限に不満を持つ人には代替手段があります。BusyMacが火曜日にリリースした新しいBusyCal 1.0は、iCalの欠点を補い、パワーユーザー向けの専用カレンダープログラムです。BusyMacはこれを「iCal Pro」と謳っています。

BusyCalのプレリリース版は、1月のMacworld Expoで初めて目にしました。確かにインターフェースはiCalに似ていますが、騙されてはいけません。その裏には、LAN上の他のユーザーやGoogleカレンダーとカレンダーを同期できる強力なエンジンが潜んでいます。BusyCalには、イベントをスクロールできるリストビュー(iPhoneのカレンダーアプリに少し似ています)、定期的なToDo項目の作成機能、カレンダー上に付箋やリアルタイム天気予報をインライン表示できる機能、イベントやメモのフォントスタイルをカスタマイズできる機能など、他にも様々な機能があります。
同期機能はBusyCalの目玉機能であり続けています。これは、BusyMacのEddy賞受賞ユーティリティBusySyncから発展したものなので、当然のことです。BusyCalはGoogleカレンダーに加えて、iCal、MobileMe、iPhone、そしてMac OS Xの同期サービスをサポートするあらゆるデバイスとの同期が可能です。友人や同僚がBusySyncへの切り替えを希望しない場合でも、BusySyncとの互換性があります。
BusyCalは現在発売中です。Mac OS X 10.5 LeopardまたはMac OS X 10.6 Snow Leopardが必要です。価格は1台あたり40ドルです。複数購入の場合は20%割引となります。BusySyncの登録ユーザーの方は、わずか10ドルでBusyCalにアップグレードできます。