Apple は約束どおり、中級レベルの音楽作成アプリケーションである Logic Express 9 をリリースしました。このアプリケーションは、Logic Express の以前のバージョンと同様に、iLife の GarageBand ( ) と Apple のプロフェッショナル向け音楽作成およびパフォーマンス スイートである Logic Studio の中間に位置します。

GarageBandファイルと互換性のあるLogic Expressには、最新バージョンのLogic Studioの一部機能も搭載されています。これらの機能には、Amp Designer(25種類のアンプヘッド、25種類のスピーカーキャビネット、3種類のマイクを自由に組み合わせて使用可能)、Pedalboard(MIDIまたはUSBコントローラーでトリガー可能な30種類のストンプボックスエフェクトを使用可能)、そしてFlex Tool(デジタルオーディオスニペットを時間的に前後に移動したり、フレーズ内のパートを伸縮してリズム感を変えたりできるツール)などがあります。
Logic Express の以前のバージョンと同様に、フェーダーとミックス グループを備えたフル機能のミキシング コンソール、自動化に対するより高度なコントロール、よりフル機能の記譜エディタ、トラックを標準 MIDI ファイルとしてエクスポートする機能、プログラム可能なソフトウェア シンセサイザーとドラム マシンが提供されます。
Logic Express 9には、DigidesignのPro Tools TDMハードウェアのサポート、サラウンドサウンド制作、分散オーディオ処理(複数のMacをLogicプロジェクトに投入する機能)、プロフェッショナルコントロールサーフェス(コンピュータ制御のミキサー)といったLogic Studioのプロフェッショナル向け機能が欠けています。また、AppleのJam Pack(すべてLogic Studioに含まれています)、Logic Studioにバンドルされている追加アプリケーション(Soundtrack Pro 3、MainStage 2、WaveBurner 1.6、Compressor 3.5)、空間およびディレイデザイナーコンポーネント、そしてSculpture、EVB3トーンホイールオルガン、EVD6クラビネット、EVP88エレクトリックピアノシンセサイザーも欠けています。
Logic Express 9は現在199ドルで販売中です。以前のバージョンのLogic Expressをお持ちの方は、99ドルでLogic Express 9にアップグレードできます。