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ジップライト 1.2

Mac Gems本社では、どうやら今週はプラグイン週間のようです。便利なアドオンを使ってMac OS Xの内蔵機能を拡張する方法をご紹介します。火曜日はLeopardのQuick Look機能用のプラグインをいくつか紹介しましたが、今日はSpotlightへの追加機能に焦点を当てます。

ハードドライブの空き容量を増やす方法の一つは、頻繁には使わないけれど残しておきたい古いファイルを圧縮することです。例えば、Macworldの古いプロジェクトをたくさん保存していて、後で参照する必要がある場合に備えて手元に置いています。Finderのzip圧縮機能を使って圧縮しています。しかし、この方法にはジレンマがあります。古い記事や画像を使う必要があるときは、通常Spotlightを使って探すのですが、Spotlightはzipアーカイブ内を検索できないのです。

Bartas Technologiesの Ziplight 1.2 無料)は、Spotlightのこの制限を少なくとも部分的に克服するのに役立ちます。Ziplightをインストールするには、プラグインを ~/Library/Spotlight にドラッグするだけで、自分のアカウントのみに機能を追加できます。または、/Library/Spotlight にドラッグすれば、Mac上のすべてのアカウントに機能を追加できます。ログアウトしてから再度ログインし、Spotlightのインデックスが更新されるまで待つと、Spotlight検索にzipアーカイブ内に隠されたファイル名も含まれるようになります。

例えば、右のスクリーンショットでは、「奇妙な名前のファイル」という検索語を入力しました。私のハードドライブでは、このファイルはzipアーカイブ内にしか存在しません。ファイル名がアーカイブ名と異なっているにもかかわらず、Spotlightはすぐにファイルを見つけました。

上でZiplightはSpotlightのzipアーカイブ制限を部分的にしか克服できないとコメントしたことにお気づきかもしれません。残念ながら、Ziplightをインストールしても、Spotlightはzipアーカイブ内のファイルの内容、例えばWord文書内のテキストを検索することはできません。開発者によると、これを行うには「[Spotlight]がシステム上のすべてのアーカイブを解凍する必要がある」とのことです。つまり、Ziplightでは、Spotlightはアーカイブ内のファイル名のみを検索できるということです。

この制限はあるものの、Ziplightは非常に便利だと感じています。BetterZip Quick Look Generatorと組み合わせると、Quick Lookを使ってzipアーカイブの中身を覗き見ることができるので、探しているファイルが隠されているかどうかを確認するためにアーカイブを展開する必要がなくなりました。

Ziplight 1.2 には Mac OS X 10.4 (Tiger) 以降が必要です。