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VeriSignアプリはiPhoneをセキュリティデバイスに変える

今日、セキュリティについて話すのは、奇妙なほど適切なタイミングのように思えます。マルウェアや個人情報の盗難など、昨今、誰もが考えることが増えています。多くのサービスが、ユーザーをより安全に保護するために多要素認証を導入しています。これは通常、キーチェーンに小さなドングルを取り付け、一定時間後に新しいランダムな番号を読み出すというものです。

多要素認証システムでは、パスワードこのデバイスに表示されている番号を入力します。認証の第一要素はパスワードです(パスワードは、多くの場合ソーシャルエンジニアリング、つまりユーザーを騙して情報を漏らすなどして不正に入手される可能性があります)。第二要素はデバイスの所有です(所有していないと番号を知ることができません)。

これは素晴らしい機能ですが、このデバイスを複数持つようになると、キーホルダーがまるで管理人のキーホルダーのようになってきます。もし、既に所有していてどこにでも持ち歩いているデバイス、例えばiPhoneでこの機能を使える方法があればいいのに、と願っています。そんな思いから、VeriSignはまさにこの目的のためにiPhoneアプリをリリースしました。

現時点では、VeriSignアプリは主にeBay、AOL、PayPalでの利用を想定しています。将来的には、銀行も対応する可能性があります。私と同じようにWorld of Warcraftをプレイしている方には、ゴールドファーマーからアカウントを守るための別のアプリがあります。Blizzardが最近リリースしたBattle.net Mobile Authenticatorです。私は数日間使っていますが、問題なく利用しています。

今日を機に、コンピューターとオンライン取引のセキュリティ対策を始めるのに早すぎるということはないということを改めて思い出してください。それに、使える小さなアイコンがまた一つ増えただけでも、ちょっとした満足感が得られるでしょう。