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アップルの最新の多様性報告書によると、新規採用者の54%がマイノリティだった。

Apple にとって、最も革新的な企業であるということは、最も多様性のある企業となることを目指すことも意味します。

水曜日、iPhoneメーカーのAppleは年次ダイバーシティレポートを発表し、昨年の女性およびマイノリティの採用が増加したことを指摘した。同社のインクルージョン&ダイバーシティレポートによると、新規採用者の54%が人種的マイノリティ、37%が女性だった。

さらに、Appleは米国における賃金格差を解消し、同一労働同一賃金を実現したと主張しています。同社は現在、世界中の従業員の給与、ボーナス、ストックオプションを分析しています。「もし格差が存在するのであれば、私たちはそれに対処します。」

Apple インクルージョン&ダイバーシティレポート 2016 りんご

さらに、新規採用者の 27 パーセントは、テクノロジー業界では歴史的に過小評価されてきた人種的マイノリティ (黒人、ヒスパニック、ネイティブアメリカン、ネイティブハワイアン、その他の太平洋諸島民) でした。

全体的に見て、Appleの昨年の新規採用者は、既存の従業員よりも民族的に多様です。このレポートは、2016年6月までの12ヶ月間の新規採用者を対象としたものです。マイノリティに関するデータは米国から、女性従業員に関するデータは全世界で集計されています。

Apple インクルージョン&ダイバーシティレポート 2016 りんご

大企業、小さな変化

Appleは女性やマイノリティの新規従業員の割合を増やし続けていますが、新規採用者の多様性はAppleの従業員全体の多様性に大きな影響を与えていないようです。2014年以降、世界中の女性従業員の数は30%から32%へと、毎年わずか1%ずつ増加しています。また、米国における白人従業員の数は昨年2%増加し、2015年の54%から現在は56%となっています。

Apple インクルージョン&ダイバーシティレポート 2016 りんご

しかし、この増加は、Appleが過去数年間、白人従業員の人数を誤ってカウントしていたことが原因である可能性がある。報告書によると、Appleは未申告の従業員数を1%未満に減らすための社内プロセスを導入し、「以前は未申告だった従業員の大多数が白人だった」という。