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Printopia 2.0はパスワード保護と仮想プリンターを追加

iPhoneやiPadからスクリーンショット、Webページ、あるいはメールなど、何かを素早く取得したい時があります。AirPrint対応のプリンターがあれば印刷は可能ですが、その場合、紙が余計に必要になります。そんな時、Ecamm NetworkのPrintopiaが役に立ちます。最新バージョン2.0では、このユーティリティをさらに強力にする機能がいくつか追加されています。

Printopiaは、iOS 4.2で導入されたAirPrint機能においてAppleが果たした役割を補完します。環境設定パネルでは、特定のプリンターモデルを指定する必要がなくなり、Mac上の任意のプリンターをiOSデバイスと共有したり、プリンターを使わずにMacに直接ファイルを送信したりできるようになります。

バージョン2.0では、Printopiaの機能が大幅に拡張されました。SafariやGoogle Chromeなどのブラウザや、Acornなどの画像エディタなど、Mac上の特定のアプリケーションから印刷できるようになりました。また、Mac上に「仮想プリンタ」と呼ばれるフォルダを無制限に作成し、そこからファイルを送信することもできます(例えば、旅行確認書用、財務諸表用など)。さらに、送信するファイルのワークフローを追加して、クラウドなどのサービスに自動的にアップロードしたり、Web領収書フォルダに保存したり、iTunesに追加したりすることも可能です。

Ecammの最新アップデートでは、Printopiaの初期バージョンにあった欠点の一つが解消され、実機プリンターと仮想プリンターの両方にパスワード保護機能が追加されました。以前、ホテルの部屋に戻ったらMacBookに、明らかに誰かがiPhoneで撮影し、私の仮想プリンターに「印刷」したであろう何十枚もの写真が入っていたことのある私にとって、これは本当にありがたい機能です。

Printopia 2.0は既存のお客様は無料でアップデートできます。新規ライセンスは20ドルです。Mac OS X 10.5.8以降とiOS 4.2以降を搭載したモバイルデバイスが必要です。フル機能の7日間無料デモ版もご用意しています。