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AppleがGoogleからiOSセキュリティ専門家を引き抜く

欧州サッカー界では、今日で移籍期間、つまり選手がクラブを移籍できる期間が終了します。しかし、ほとんどの業界では移籍期間は常に開いており、移籍金は発生しません。これはAppleにとって朗報です。

同社は10月初旬、同社最大のソフトウェアプラットフォームにとって極めて重要なポジションに異動という華々しい人事異動を果たしました。セキュリティ専門家のブランドン・アザド氏は、GoogleのProject Zeroからクパチーノに移籍し、iOSセキュリティに関する業務を継続します。

Project Zeroに別れを告げるのは、ほろ苦い悲しみと興奮が入り混じる気持ちです。来週Appleに入社し、Appleデバイスのセキュリティ向上に引き続き取り組みます。Project Zeroでの時間は素晴らしく、この素晴らしいミッションに携われたことを光栄に思います。

— ブランドン・アザド(@_bazad)2020年10月2日

Googleは、Androidなどの自社製品と他社製品のセキュリティ上の欠陥を発見し、問題となっている企業に迅速に修正プログラムを提供して、不正なハッカーに発見される前に修正プログラムを適用できるようにするために、Project Zeroを立ち上げました。アザド氏と彼のチームメイトは、すでにiOSにいくつかのバグを発見しており、Appleは間に合うように修正しました。

自分のデバイスをハッカーやマルウェア作成者の標的にされにくくするためのアドバイスについては、iPhone のセキュリティに関するヒントをお読みください。

この記事はもともとMacweltに掲載されたものです。翻訳:David Price。