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カウントアップ

今日のMac Gemは、ライターの皆さんに向けたものです。プロのライターだけでなく、何らかの理由で執筆量 を把握する必要がある方なら誰でも対象です 。

ライターとして、私が書くものの多くは文字数制限があります。800語、1200語、2000語などです。ワードプロセッサやテキストエディタに文字数カウント機能が組み込まれているもの(BBEditやMicrosoft Wordなど。ただし、後者の文字数カウント機能を表示するには、古風な手順が必要になることもあります)を使うこともありますが、多くの場合は使いません(TextEditなど)。アプリケーションがサービス対応であれば、現在の文書内のテキスト全体を選択してから統計サービスを選択することもできますが、少し面倒です。

さらに、たとえアプリケーションに単語カウント機能があったとしても 実際に何をカウントしているのか確信が持てません。 すべての 単語をカウントしているのか、それとも「a」「I」「the」を除外しているのか?ハイフンでつながれた単語はどうなるのか?1つなのか2つなのか?同じテキストでもアプリケーションによって単語数が異なるという事実は、この機能がいかに「曖昧」であるかを物語っています。

そこで、良い単語カウンタを探していました。まだ完璧なソリューションには出会っていませんが、最近、SuperMagnus Software の無料(寄付受付) Word Counter 1.7 (   ) を発見し、かなり満足しています。Word Counter は、特定のアプリケーションに統合されているのではなく、専用のテキスト ウィンドウを提供します。別のプログラムからテキストをコピーしてウィンドウに貼り付けたり、カウントするテキストをドラッグ アンド ドロップしたり、プレーン テキストまたは RTF ドキュメントの場合は、ファイル自体をウィンドウにドラッグしたりできます。[単語数をカウント] ボタンをクリックすると、期待どおりの動作がします。テキストの単語数がカウントされます。また、文字数もカウントされます。

単語カウンターのスクリーンショット

ここまで説明してきたことは特別なことではありません。Mac OS Xには、同じ機能を持つ「単語数カウント」ユーティリティが他にもいくつかあります。私がWord Counterを他のユーティリティよりも気に入っている理由は、TextEditのカウンタと環境設定オプションです。TextEditを頻繁に使用する方(テキストの執筆にTextEditを使っている方もたくさん知っています)は、Word CounterのTextEditボタンをクリックすると、TextEditで使用できる小さなパレットが開きます。このパレットはTextEditの使用中は常に表示されており、コピー&ペーストすることなく単語数や文字数をカウントできます。アクティブなTextEditウィンドウ内のテキストをカウントするだけです。

この機能の唯一の欠点は、「単語数カウント」ボタンをクリックするたびにWord Counterがアクティブなアプリケーションになるものの、カウントが完了してもTextEditに戻らないことです。これを回避するには、Word Counterの自動更新設定を有効にする必要があります。このオプションを有効にすると、Word CounterはメインのWord Counterウィンドウ、またはTextEditカウンタがアクティブな場合はアクティブなTextEditウィンドウ内のテキストのカウントを、指定した間隔(5秒、30秒、5分)で更新します。つまり、リアルタイムの単語数カウントを提供することになります。

Word Counter には他にも便利なオプションがあり、単語の長さを1単語としてカウントするかどうかを指定できます。「I」や「or」をカウントしたくない場合は、2文字以上の単語のみをカウントするように設定できます。また、ハイフンでつながれた単語を1単語としてカウントするか、単語数としてカウントするかを選択することもできます。さらに、文字数カウントでスペースを文字としてカウントするかどうかも選択できます。

単語カウンターの設定スクリーンショット

全体的に見て、Word Counter は少し使いにくく、入力中のアプリケーションとWord Counter を何度も切り替える必要が出てきます(TextEdit のカウンタを使用している場合でも)。しかし、Word Counter は、本来の機能を十分に果たし、多くのアプリケーションにはないオプションも備えた便利なツールです。しかも無料です。最近はよく使っていますが、文字数制限のある環境で作業するなら、試してみる価値は十分にあります。