多くのMacユーザーは、カレンダー管理やタスク管理にMac OS XのiCalプログラムを活用しています。しかし、よく聞かれるのは、iCalを起動しなくても新しいイベントやToDoリストを追加できる機能が欲しいという要望です。
解決策の一つは、Flexgamesの FlexCal 1.0です。インストール後、システム環境設定の新しいFlexCalパネルで選択したFlexCalキーボードショートカットを押すだけで、新しいタスクを入力するための小さなフローティングウィンドウが表示されます。もう一度ショートカットを押すと、新しいイベントウィンドウに切り替わります。

新しいタスクまたはイベントの詳細を入力するときに、Tab キーを押すとフィールド間を移動します。Return キーを押すと新しいタスクまたはイベントが作成され、キーボードから手を離さずに、また現在作業中のプログラムを終了せずに FlexCal を使用できます。
FlexCalは便利ですが、まだバージョン1.0なので、まだ改善の余地があります。例えば、テスト中は、入力を始める前にFlexCalのウィンドウをクリックしなければならないことがありました。また、クリップボードからFlexCalにテキストを貼り付けることができません。また、カスタムアラームの選択など、iCalで利用できる一部の機能は、FlexCalのイベントウィンドウでは利用できません。さらに、新しいタスクやイベントのデフォルトの日付には何の根拠もないように見えるのも、少し不満でした。
それでも、FlexCal をインストールして以来、イベントやタスクを作成するために iCal を開くことはほとんどなくなりました。今後のバージョンでバグが修正され、新機能が追加されることを期待しています。
FlexCal 1.0 には Mac OS X 10.5 以降が必要です。