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MaxPower 60を実際に使ってみた

PowerBook や iBook の電池切れにうんざりしているなら、Lind Electronics Inc. の、少々洗練されていないものの、優れたソリューション、MaxPower 60 があります。

ノートパソコンのバッテリーは、反対の主張にもかかわらず、3時間ほどで(DVDを見ている場合はさらに早く)消耗してしまうことを、出張族はずっと以前から知っています。予備バッテリーは一つの解決策ですが、旅行中であればデュアルバッテリー充電器も持参する必要がありました。これまではそうでした。

MaxPower 60とその兄弟製品は、通常の電源から離れた場所でノートパソコンを長時間使用する必要がある方のために設計されています。軽量で充電可能なリチウムイオンバッテリーパックで、ノートパソコンの駆動時間を延長できます。DVD映画の鑑賞、ゲーム、音楽鑑賞、長時間のフライト中の作業に最適です。

リンド氏によると、MaxPowerはノートパソコンの駆動時間を最大3倍、つまり最大8時間まで延ばすとのことです。私の環境ではそこまで長くは持ちませんでしたが、PowerBook/800MHzでは、ワープロ、メール、AirPortネットワークでのインターネット閲覧をしながら6.5時間駆動できました。

MaxPowerの定格電力は90ワット時で、残量を示すLEDライトを備えています。充電用の110/240V電源アダプターと、MaxPowerをノートパソコンに接続するための「接続ケーブル」が付属しています。このデバイスは、通常壁のコンセントに差し込むアダプターが接続されるノートパソコンの電源ポートに接続します。

MaxPowerの気に入っている点は、使い勝手の良さに加え、薄さと軽さです。厚さはわずか0.5インチ(約1.3cm)、重さは2.5ポンド(約1.1kg)です。少し残念なのは、ノートパソコンに固定できないため、使用中に少しずれてしまうことです。Lind社や他のメーカーが、ノートパソコンとMaxPowerを接続できるデバイスを発売してくれると良いのですが。

MaxPowerの小売価格は349.95ドルです。外出が多い方、あるいは家の中でコンセントを気にせずPowerBookやiBookを使いたい方には、MaxPowerがぴったりです。クラムシェル型のiBookから最新のPowerBookまで、あらゆるモデルに対応しています。