
画像: Apple
macOSのターミナルは、Macで最も実用的なアプリです。ほとんどの人は使わないコマンドラインインターフェースアプリですが、24年の歴史を持つターミナルは、普段使いする人にとっては欠かせないツールです。しかも、見た目は…ずっと変わっていないなんて?
しかし、AppleのUI再設計にはターミナルも含まれています。AppleはWWDC25の「State of the Platforms」プレゼンテーションで、macOS 26ではターミナルが24ビットカラーに対応し、Powerlineフォントも使用可能になるなど、よりカラフルに進化すると発表しました。そしてもちろん、ターミナルはLiquid Glass風のデザインに刷新され、新しいデザインをベースにした新しいテーマも用意されています。
ターミナルは既に様々なカラープロファイルを提供しており、macOS 26の機能強化は、システム情報をより洗練された方法で表示するために使用されているNeofetch(現在は開発中止)などのサードパーティ製ユーティリティほどには及んでいないようです。ターミナルを使用するユーザーが実際に気にするかどうかはすぐに分かるでしょうが、これは間違いなく待望のアップデートです。
macOS 26は秋にリリースされる予定ですが、今すぐ開発者向けベータ版を試すことも、7月まで待ってより安定したパブリックベータ版を入手することもできます。
著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター
ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。