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EthernetかWi-Fiか?macOSの携帯電話の通話処理と継続性にはどちらを使うべきか

Appleは、2種類のシステムにまたがる様々な機能を連携させる方法として、Continuityを導入しました。うまく機能している時は素晴らしいですし、明らかに改善されています。例えば、AirDropは私の場合、ほとんど失敗するのではなく、時々失敗します。Continuityには、Instant Hotspot、ユニバーサルクリップボードなどの機能が含まれています。

しかし、Macworldの読者であるトムさんは、Continuityの「セルラー通話」機能に問題を抱えています。これは、iPhoneの音声通話サービスをMacやiOSデバイスで使えるように拡張する機能です。自宅でMacラップトップを使う際は、Wi-Fiとイーサネットの両方を有効にしており、Macの着信はContinuity経由で鳴ります。しかし、イーサネットとWi-Fiの両方を有効にすると、電話に出ることができず、FaceTimeは通話失敗と報告します。ネットワーク接続のどちらか一方を無効にすると、問題なく通話ができるようになります。

AppleのContinuity設定手順では、携帯電話での通話にはイーサネットかWi-Fiのどちらかを使用する必要があると記載されていますが、両方を使用する必要があるという記述はありません。私の推測では、プロトコルが同じ宛先に到達する2つの異なるルートを区別していないため、結果として混乱が生じているのではないかと思います。(この制限は人為的なものと思われます。この技術ではローカルネットワーク上のアドレスをどちらか一方に選択できますが、今回のような「マルチホーム」環境には明らかに対応していないためです。)

トムはイーサネット接続を好んで使っています。Wi-Fiよりも接続速度が速く安定しているからです。しかし、彼はMacのロック解除にApple Watch(これも連係機能)を使っ​​ていますが、これはWi-Fi接続でしか機能しません。そのため、Macで自動ロック解除と音声通話の両方を利用したい場合は、Wi-Fiのみを選択する必要があります。

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著者: Glenn Fleishman、Macworld 寄稿者

グレン・フライシュマンの最新著書には、『Take Control of iOS and iPadOS Privacy and Security』、『Take Control of Calendar and Reminders』、『Take Control of Securing Your Mac』などがあります。余暇には、印刷とタイポグラフィの歴史に関する執筆活動も行っています。Macworldのシニア寄稿者で、Mac 911を執筆しています。