ある報道によると、現在TSMCと提携している企業は、AppleがiPadとiPhoneのプロセッサチップの供給をサムスンからTSMCに切り替えた場合に何が起こるかを懸念しているという。
AppleがSamsungに代わり、Apple向けA6プロセッサの開発に取り組んでいると報じられている台湾積体電路製造(TSMC)にプロセッサを供給するのではないかという憶測が流れている。しかし、報道によると、TSMCはまだ毎月の供給量を満たすことができていないという。しかし、最近の報道によると、TSMCは2013年後半からAppleにプロセッサを供給する予定だという。
DigiTimes は、TSMC が Apple に十分な生産能力を提供するためには、Altera、Qualcomm、Nvidia などの既存の主要顧客に迷惑をかけないよう、あらゆる手段を講じる必要があるのではないかという懸念が半導体業界にあると主張している。
DigiTimeの情報筋によると、「AppleのiPhoneとiPadデバイスは、合わせて年間約2億個のCPUを需要している」とのことだ。「TSMCは、Appleからの膨大な需要を満たすために、少なくとも20万枚以上の12インチウエハーを用意する必要があるだろう」とレポートは主張している。

今年初め、AppleはTSMCに対し、専用チップサプライヤーになるなら10億ドルのオファーを提示したと報じられたが、TSMCはこのオファーを拒否したとApple Insiderは伝えている。
5月には、Appleが半導体サプライヤーをSamsungからElpidaに変更したという報道を受けて、Samsungの株価が下落しました。SamsungはAppleとの法廷闘争を後悔しているのかもしれません。どうやらAppleはSamsungの最大の顧客であり、同社の売上高はSamsungの売上高の8.8%を占めているようです。
TwitterでKaren Haslamをフォロー / TwitterでMacworldUKをフォロー
関連している:
サムスン、アップルの値上げを否定
アップルとサムスンの関係は限界点に
アップルのチップ契約喪失でサムスンの価値が下落