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アップル、Spotify風のiRadioサービスで合意間近

Apple、Spotify スタイルの音楽ストリーミング サービスでレコード会社との契約締結間近 ― iRadio は夏に開始予定?

Appleは、広告収入で運営されるSpotifyタイプの音楽ストリーミングサービス(AppleファンはiRadioと呼んでいる)のために、大手レコード会社2社と契約を結ぶ寸前だと報じられており、今夏のWWDCでサービスを開始する可能性がある。

iRadioサービスは、Spotifyなどのストリーミングサービスと同様に、音声広告付きの無料サービスになる可能性が高い。AppleはiTunesへのリンクを組み込み、ファンが発見して気に入った曲を購入できるようにする。

大手音楽レーベルはEMI、ソニー、ユニバーサル、ワーナーミュージックの4社です。Cnetによると、Appleはこれらのうち2社と契約締結に近づいており、これは重要なサービスを立ち上げるのに十分なだけでなく、残りのレーベルとの交渉の弾みにもなるでしょう。

Appleラジオ iRadioの発売

Appleはストリーミングサービスを立ち上げる上で有利な立場にある。iTunesの圧倒的なシェアは、音楽アーティストやレーベルへの影響力を確保しているからだ。だからこそ、Appleがまだストリーミングサービスを立ち上げていないのは驚きだ。おそらくAppleは、ストリーミングサービスによる収益を懸念しているのだろう。Spotifyは急速に巨大なユーザーベースを獲得したものの、その初期の成功を収益化することに苦戦したことで知られている。

iRadioは、Apple TV/iTVやiCarと並んで、Appleのプロジェクトとして常に噂され続け、常に予測されながらも実現に至らないものの一つです。ですから、懐疑的な見方も当然と言えるでしょう。しかしCnetは、このサービスに計画されているロイヤリティ支払いシステムに関する情報を持つ匿名の情報筋を引用し、この計画が進行中であることにかなり自信を持っているようです(たとえ2013年に実現しないとしても)。

「契約で具体的に定められているのは、再生単価だけだ」と、レコード会社との契約における潜在的な障害について関係者の一人が語った。「広告収入がゼロになれば、結局はゼロだ」

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参照:

報道によると、AppleのiRadioは「安っぽい」オファーでレコード会社を不満にさせ、延期されたという。