AppleのMacBook全モデルには、水濡れによる故障の有無をApple Geniusに知らせる湿度センサーが搭載されています。Appleは、ユーザーが修理に持ち込んだRetina MacBook Proが水濡れによる故障を見逃さないように、新モデルにセンサーを追加することで、この故障を未然に防ぐことに力を入れているようです。
湿度センサーがMacBookの所有者がノートパソコンに何かをこぼしたり、お風呂に落としたりしたことをAppleのジーニアスに知らせた場合、保証の適用が拒否され、所有者は修理費用を負担しなければならない可能性があります。MacBook ProとMacBook Airにはそれぞれ8個の湿度センサーが搭載されていますが、Appleの新しいRetinaディスプレイ搭載MacBook Proには10個の湿度センサーが搭載されています。新しいMacBookは修理費用が高く、これがAppleが保証を厳しく取り締まる理由であると考えられます。
Appleが追加対策を講じていることを発見したHardmacは、Appleの技術者が修理にデバイスを持ち込んだ際に最初に行う作業の一つが湿度センサーのチェックであると警告しており、ユーザーは液体の周りでデバイスを使用する際には注意する必要があるとしています。また、Retina MacBook Proの内部設計により、液体が複数のコンポーネントに急速に広がる可能性があることも指摘しています。
Apple によれば、湿度センサーは液体に直接接触した場合にのみ検知するため、温度や湿度による影響はないとのことです。

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著者: アシュリー・マクロ、Macworld アフィリエイト責任者
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