
やや期待外れの四半期決算発表が続いていたものの、Appleは2024年度第1四半期の売上高が前年同期比2%増の1196億ドルに達したと発表しました。これは前年同期より1週間短い期間での数字であり、全体的に好調な業績と言えるでしょう。
この増加は、6%増を記録したiPhoneの好調な販売と、14%増で過去最高の230億ドルに達したサービス事業によるものです。Appleは、この四半期にApple TV+の価格を40%引き上げ、9.99ドルに値上げしました。Macの売上もごくわずかな増加で持ちこたえましたが、昨年の大幅な落ち込みを受けてほぼ横ばいとなりました。
iPadの売上は再び減少し、昨年比25%減となりました。Appleは1年以上iPadの新モデルを発表していませんが、3月には新型M3 iPad Proと大型のiPad Airが登場すると予想されています。
AirPods、Apple Watch、HomePodを含むウェアラブル製品も約8%減少しましたが、第2四半期にはApple Vision Proの発売により、このカテゴリーは勢いを増すと予想されます。Appleは次世代ヘッドセットを約20万台販売したと報じられており、Apple Storeの営業時間を早め、店頭デモを行うなど、大規模な発売を計画しています。
ティム・クック氏は、Appleのアクティブデバイスのインストールベースが22億台を超え、過去最高を記録したと述べました。同社は米国東部時間午後5時に投資家向けの決算説明会を開催します。関連情報が入りましたら、この記事を更新いたします。
著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長
マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。