
スターバックスは昨年9月、スターバックスカードを完全に代替するiPhoneアプリ「スターバックス モバイルカード」を無料リリースしました。このカードで支払いも可能でしたが、残念ながらシアトルとシリコンバレー地域の16店舗のみでの利用に限られていました。しかし、スターバックスのあるターゲットストア付近にお住まいの方は、火曜日に試験運用をこれらの店舗に拡大すると発表したことで、この恩恵を享受できるでしょう。
1,002店舗あるハイブリッド店舗の近くに住んでいるかどうかは、スターバックスの店舗検索で確認できます(検索フィルターの「モバイル決済」にチェックを入れてください)。スターバックスカードモバイルアプリでは、カードの登録と初期残高の追加、残高の確認、残高不足時のチャージ、そして(試験運用中の店舗の場合は)ドリンクの支払いが可能です。
「タッチして支払う」ボタンをタップすると、iPhone/iPod Touchにスターバックスカードのバーコードが表示され、バリスタがスキャンします。バーチャルスターバックスカードでお支払いいただくと、実際のカードでお支払いいただいた場合と同じ特典が受けられます。無料シロップ、コーヒーのおかわり、さらにはAT&Tの無料Wi-Fiなど、様々な特典が受けられます。
正直に言うと、私はコーヒー好きではないのですが、Appleの直営店で働いていた頃はスターバックス中毒でした。店舗は廊下のすぐ近くにあり、休憩時間にちょっとしたご褒美やカフェインたっぷりの飲み物を求めて立ち寄るのが、ほとんどの社員にとって当たり前のことになっていました。スターバックスカード(基本的にはチャージ可能なギフトカードです)は、手軽に使えて薄型で持ち運びも楽なので、ほとんどの社員が持っていました。コーヒーを飲む時間が15分しかない時、財布を探し回るのは一番避けたいことですよね。スマホで決済できるようになったことで、その思いは一歩前進しました。だって、iPhoneはいつも持ち歩いているんですから。そうでしょう?
では、これが店舗決済の未来なのでしょうか?スターバックスは確かに前向きな姿勢を見せています。次の試行の波が私の近所の店舗にも導入されることを願っています。私はもうスターバックス中毒ではありませんが、バリスタたちが作るアップルサイダーは相変わらず美味しいです。