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MicrosoftがOffice 2011 for Mac Service Pack 1をリリース

マイクロソフトは先週、Office 2011 生産性ソフトウェアの最初のサービス パックをプレビューしました。火曜日に同社は、一連のプログラムにいくつかの注目すべき改善をもたらす更新プログラムを正式にリリースしました。

Service Pack 1(バージョン14.1.0)では、セキュリティと安定性の全体的な向上に加え、Office 2011のあらゆるプログラムで、図形、画像、表、グラフ、SmartArt、ムービーなどのオブジェクトに代替テキストを作成できるようになりました。さらに、Excel 2011ユーザーはソルバー分析ツールをインストールでき、PowerPointユーザーはプレゼンテーションにパスワード保護を追加できるようになりました。

しかし、今回のアップデートの真髄は紛れもなくOutlook 2011にあります。最も重要なのは、メール、連絡先、カレンダーアプリケーションがMac OS XのSync Servicesに対応したことです。これにより、イベント、メモ、タスクを他のMacアプリと同期できるようになりました。しかし、AppleはMobileMeの刷新されたカレンダーシステムの導入に伴い、Sync Servicesのサポートを終了しました。そのため、iTunes経由でOutlookのカレンダーをiOSデバイスと同期することはできますが、MobileMe経由でワイヤレスで同期することはできません。

Outlook では、Microsoft Exchange サーバー上のサーバー側ルールのサポート、同じ受信者または新しい受信者へのメールの再送信機能、受信メールを他の受信者にリダイレクトする機能も追加されました。最近使用した場所のリストにより、会議の招待状の作成も容易になりました。

Office 2011 Service Pack 1 は、Microsoft の AutoUpdate ソフトウェア経由で、または Microsoft の Office for Mac サイトから 246 MB のダウンロードとして入手できます。

著者: Dan Moren、Macworld 寄稿者

ダンは2006年にMacUserブログへの寄稿を開始して以来、Apple関連のあらゆる記事を執筆しています。元Macworldシニアエディターで、現在はフリーランスのテクノロジージャーナリスト、多作なポッドキャスター、そして複数の著書を執筆しています。最新作は超自然探偵小説『All Souls Lost』です。