夜中に目が覚めて、スマートフォンを手に取って時刻をチラッと確認…すると、その後30分間ずっと画面に釘付けになってしまう。誰にでも経験があるでしょう。確かに「おやすみモード」をオンにして通知を静かに受信できるようにしてはいるものの、画面の明るい光とロック画面に表示された通知の羅列が、まるで「何か行動を起こすように」とあなたに懇願しているかのようです。
そこで、新しい「ベッドタイムモード」の出番です。iOS 10で導入された時計アプリの「ベッドタイム」機能と混同しないでください。ベッドタイムモードは、iOS 12で新たに追加された「おやすみモード」のオプション機能です。その仕組みと有効化方法をご紹介します。
就寝モードの機能
多くの人が通常の睡眠時間中に行うように、スケジュールされた「おやすみモード」の時間を設定すると、その時間帯に就寝モードを切り替えるオプションが表示されます。
通常の「おやすみモード」では、通話と通知が無音になります。このモードを有効にすると、音やバイブレーションで目が覚めたり(夕食の同伴者の邪魔になったり、映画館で騒音になったり)することはありませんが、ロック画面には表示されます。
IDG通常の「おやすみモード」は左の画面のようになり、就寝モードは右の画面のようになります。
就寝モードは、おやすみモードに2つの新しい動作を追加します。1つ目は、ディスプレイをかなり暗くするため、例えば暗い部屋で時刻を確認するためにスマートフォンを手に取っても、明るい光で目がくらむことがありません。2つ目は、着信通知をロック画面に表示せず、通知履歴に直接送信することです。
携帯電話のロックを解除すると、画面は通常の明るさに戻り、サイレントモード中に受信したすべての通知はスワイプするだけで表示されます。
就寝時間モードの設定は簡単です。これは、定期的にスケジュールされている「おやすみモード」のオプション拡張機能であることを覚えておく必要があります。
1. 設定を開き、「サイレントモード」をタップします。
2. 「おやすみモード」のスケジュールを設定していない場合は、設定してください。
3. スケジュールを設定すると、iOS 12に「就寝時間モード」という新しいトグルが表示されます。これをオンにするだけです。
IDG就寝モードの有効化は簡単です。「おやすみモード」のスケジュール設定の下にあるオプションのトグルボタンで切り替えられます。
これで、スケジュールされた「おやすみモード」の時間が有効になると、携帯電話はそれを「就寝時間」と認識し、上記のように動作します。