AdobeはCreative Suite 3のリリースにより、同社史上最大のソフトウェアリリースを完了しました。このリリースでは、AdobeとMacromediaのブランドと製品が緊密に統合されたスイートに統合されています。
Creative Suite 3には、クリエイティブプロフェッショナルの幅広いニーズに対応する6つの構成が用意されています。Adobe Creative Suite 3 Design PremiumおよびDesign Standardエディション、Adobe Creative Suite 3 Web PremiumおよびWeb Standardエディション、そしてAdobe Creative Suite 3 Production Premiumです。製品ラインの最後を飾るのは、Adobeの新しいデザイン・開発アプリケーション12種類を1つのパッケージにまとめたAdobe Creative Suite Master Collectionです。
アプリケーションを個別にアップグレードする場合は、スタンドアロンアプリケーションのアップグレードもご利用いただけます。スイートに含まれるアップグレード対象アプリケーションには、Photoshop CS3、Photoshop CS3 Extended、InDesign CS3、Illustrator CS3、Flash CS3 Professional、Dreamweaver CS3、Adobe Premiere Pro CS3、After Effects CS3が含まれます。
個々のアプリケーションには多くの新機能が搭載されていますが、Adobe社によると、アプリケーションの簡素化と連携の簡素化に多くの時間を費やしたとのことです。Creative Suite 3アプリケーションの開発にあたっては、新規ユーザーも念頭に置いていました。インターネットで最も人気のある2つのサイト、YouTubeとMySpaceがFlashを採用していることから、Adobe社は新規ユーザーが、ここ数年間ターゲットとしてきた従来のデザイナーとは異なることを認識しています。
Adobe Creative Suite 3 Design Premium および Standard、Adobe Creative Suite 3 Web Premium および Standard は、2007 年 4 月から出荷が開始されます。Adobe Creative Suite 3 Production Premium および Adobe Creative Suite 3 Master Collection は、2007 年第 3 四半期から世界中で出荷が開始されます。