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報道:アップル、ホリデーシーズンに向けて店舗変更を計画

マイクロソフトが最近、自社店舗を模倣したApple Storeをオープンし、小売業界に進出したことに負けまいと、Appleも実店舗にいくつかの変更を加える準備を進めていると報じられています。ホリデーシーズンという巨大な売上の波に備え、店舗の体制を強化するため、Appleはレジプロセスを効率化し、従業員の業務内容に関する混乱を解消することを目指しています。

ifoAppleStoreによると、最初の変更は、Appleがしばらく前に導入した色分けされたTシャツの撤回です。どうやら、店舗で従業員の服装が多様だったため、どの従業員がどの業務を担当しているのか顧客が混乱していたようです。Appleは今後、全従業員のTシャツの色を統一しますが、数ヶ月ごとに色が変更されます(もちろん、面白みを保つためです)。

もう一つ、より重要な変更点は、レジ手続きに使うEasyPayハンドヘルド端末を、バーコード読み取りアクセサリを搭載したiPod touch端末に切り替えることです。現在のWindows CEベースの端末は、従業員からクラッシュや無反応になりやすいという報告を受けています。(まさかそんなことは予想していなかったのでしょうか?)この切り替えにより、従業員はレジまで行かなくても、その場で現金での支払いを受け付けられるようになります。

つまり、今年の12月にApple Storeに足を運べば、これまでにないほど短時間で、ピカピカの新しいApple製品を手にして店を出ることができるということです。Appleの近日公開予定のビデオで、ジョナサン・アイブがこう語っています。「これ以上良いものは作れなかったと確信しています。そして、次にアップグレードされたApple Storeに足を運んでいただければ、きっとこれまでで最速のApple Storeだと感じていただけると思います。」

[TUAW経由]