「悪名高い」Windowsトロイの木馬GravityRATがMacに登場

Kaspersky Labは、Macに感染する新たなトロイの木馬を発見しました。このトロイの木馬は「GravityRAT」と呼ばれ、過去にWindows上で拡散されていました。

その能力の強さと、軍隊などへの攻撃に使用されたことから、カスペルスキー研究所は GravityRAT を「悪名高い」と呼んでいます。

このトロイの木馬は、Office ファイルをアップロードしたり、自動的にスクリーンショットを撮ったり、キーボード ログを記録したりすることができます。

GravityRATは盗んだ開発者証明書を利用してGatekeeperを回避し、ユーザーを騙して正規のソフトウェアをインストールさせます。このトロイの木馬は、.net、Python、Electronで開発された様々な正規プログラムのコピーに潜んでいます。

Bleeping Computer によると、新しいコマンドを送信し、感染したコンピュータから抽出されたファイルとデータを受信する制御サーバーは、他の 2 つのマルウェアである Enigma と Titanium と共有されているという。

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この記事は元々Macworld Swedenに掲載されたものです。翻訳：カレン・ハスラム